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小型カメラのレンズ品質 1080pとか720pの意味 

2015年2月11日

機能  選び方


1080pの意味

小型カメラの機能説明に出てくる「レンズ品質」ですが、1080pとかしか書かれておりません。なんとなく数字が大きいほうが画質が良いと思っておられる方が多いと思います。その考え方で正解ですが、本日は、このレンズ品質についてもう少し詳しくご紹介しますのでカメラ選びの参考にして下さい。

1080pの「1080」とは?

  1080pは動画撮影の能力を示しておりますが、この数字とアルファベットの表現はアナログTV放送時代の表現の名残です。アナログテレビ放送では映像を細い横線に分解(走査線と呼んでいた)、この走査線を縦に積み重ねて画像を作っておりました。

アナログテレビの走査線数は480本、デジタルハイビジョンの走査線数は1080本になり、この走査線の数が多くなると、より多くの映像情報となり、それだけ高画質ということになります。昔のテレビ画面は4:3であったため縦の本数だけで画質を表現出来ていました。

これに対して現在は画質を解像度で表現し、縦に何マス(ピクセルと呼ぶ)並ぶかで示します。レンズ品質で表現している「1080p」の数字の1080は縦のピクセル数を表します。

さらにTV含めて一般的な画面は16:9となるため、わざわざ横のピクセル数を示さなくても縦の数字を比べればどちらが画質がいいのかが分かることになります。小型カメラの機能説明では720と1080のみ見かけますが、1080の方が高画質ということになります。

後ほど説明しますが、480はアナログTVの画質相当、720と1080はHD(ハイビジョン)画質となります。480は商品説明に高画質と謳いずらいので見かけないのです。

1080pの「p」とは?

 「p」はプログレッシブ(progressive)の頭文字です。

小型カメラの機能説明では「i」がつく商品は見かけません。こちらはインタレース(interlace)の頭文字となります。

映像はパラパラ漫画のように1枚毎の静止画で成り立っております。この映像の元となる静止画は「フレーム」と呼ばれ、1秒間に何枚の静止画(フレーム)を表示するかということを「フレームレート」といい、単位は「fps」となります。

インタレースでは1列おきに飛び越した櫛ですいたような2枚の静止画で成り立っており、2枚の静止画を合わせると隙間が埋まった1枚の静止画=フレームとなります。

これに対してプログレッシブではフレームは1枚の静止画となっておりパラパラ漫画と同じです。当然ながらプログレッシブの方が高画質となり、撮影映像を静止させても鮮明に表示できます。また、フレームレートが高ければ動きの激しい被写体でも高画質で撮影出来ることになります。

フルHD(フルハイビジョン)とHD(ハイビジョン)

ハイビジョンの映像規格には「1280 x 720ピクセル」の規格があるため、これ以上の画素数があればHD画質と呼ぶことが出来ます。さらに「1920 x 1080ピクセル」をフルHDと呼び、HDの中でも最も解像度が高いことになります。

YouTubeでは解像度を変更することが出来ますが、720pと1080pには「HD」マークが付いているのを確認出来るでしょう。

youtube

 

動画サイズ切り替え機能

動画保存サイズを選択出来る機能を持った商品もあります。1080pの解像度を持つカメラであるならば1920 x 1080ピクセルの動画サイズで保存出来ますが、その他のサイズも選べることになります。YouTubeにおける解像度選択のイメージです。

撮影した映像を大画面テレビで高精細かつ大迫力で楽しむならば1920 x 1080ピクセルで撮影するべきです。

また大画面で映すことは無くても撮影画像を拡大する等の用途があるならば高解像度で撮影するべきです。文字などの見え方や拡大したときの画質が明確な差として表れます。

ただし、映像の情報量が多いためファイルサイズが大きくなります。これに対して撮影映像の用途が動画サイトへのアップやパソコンでの閲覧が目的であるならば、そこまでの動画サイズ(解像度)の必要性はないと思われます。

動画サイズを選択出来るカメラであれば撮影目的に応じて使い分けることが可能なのでお薦めとなります。

注意点 

 ここまでの説明で「1080p」であれば高画質撮影が出来ることになりますが、小型カメラならではの注意点もあります。

  • フレームレートが低いと動きの激しい被写体ではカクカクする事がある
  • 動画保存サイズによってはフレームレートが低くなる商品が多い

一般的な小型カメラでは「30fps」などと記載されていることが多く、フルHD撮影ではそれよりも低いフレームレートになる商品が多くなっております

  • 画質が良くなるほど録画データのファイルサイズが大きくなる
  • 画質が良くなるほど録画時間が短くなる

 まとめ

小型カメラの動画撮影性能はレンズ品質、動画サイズ、フレームレート、さらにはそれによる録画時間が変わるなど総合的に考える必要があります。高画質なフルHDを選んでおけば安心というだけでなく、撮影目的や使い方、デメリットも理解したうえで選びましょう。

  • 「1080p」の数字の「1080」は縦のピクセル数を表し数字が高いほど高解像度
  • 「1080p」の頭文字の「p」はプログレッシブ(progressive)を表す
  • 「1280 x 720ピクセル」以上の画素数があればHD画質と呼ぶ
  • 「1920 x 1080ピクセル」をフルHDと呼び、HDの中でも最も解像度が高い
  • 高解像度ではファイルサイズが大きくなり録画時間も短くなる
  • フレームレートが低いと動きの激しい被写体ではカクカクする可能性がある
  • 撮影画像を拡大する等の用途があるならば高解像度で撮影するべき
  • 撮影シーンに応じて使い分け可能な動画保存サイズを選べるタイプがお薦め


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